入院二日目~手術当日~
朝は6時に起床(看護師さんが各部屋の照明を点けてくれます)
この日は絶食ですわ
朝7時以降は水分もアウトです
すっかり忘れて7時5分に水飲んでしまいましたわ…
まあ誤差ですわね!
8時ごろ、左手の甲に針を刺して点滴を受けます
手の甲は結構痛いと聞いていましたが
確かにまあまあ痛い…
そして9時になると、手術室へ移動開始でございます
こちらの病院では移動の際の一瞬だけ
家族に会うことができます
手術が終わった後、病室に戻る際も会えますが
麻酔でほぼ意識はないので
実質このタイミングだけでしたわ~!
さて、手術室の印象は
…なんだか全体に薄緑っぽい部屋でしたわ
緊張いたしますが、とにかくお医者様の手際が良く
緊張をゆっくり味わう間もなく手術台へ上がりますわ
わたくしは、黙っているよりも
とにかく口に出したほうが気持ちが落ち着くタイプですの
ですのでお医者様(助手の方?)に
「緊張しますわ~!」
「薄緑ですわ~!」
「ドキドキしますわ~!」
とひたすら話しかけました
そして、主治医の先生が入室
その後すぐに全身麻酔ですわ
全身麻酔(静脈麻酔)は実はこれが4回目
今まで、本当に一瞬で寝落ちしたのが2回
なかなか眠れずオエッオエッとなったのが1回
(効きが悪いと吐き気を催すことがあるのでしょうか)
今回、即寝落ちはしなさそうだったので
1回目の麻酔の際に教わった、
数を数えることにしました
緊張してしまう方はぜひ数えてみてくださいませ
わたくしは1回目も、4回目の今回も
きっちり7秒で意識がなくなりましてよ!!!!
他の方はどうなのかしら?
気が付くと、廊下をガラガラと
ベッドごと移動しておりました
意識はうっすらとしかありません
家族の声が聞こえます
一言のみ会話を交わし、そのまま意識の外へ落ちて…
…落ちませんでしたわ~!!!
そのままがっつり夜まで意識は保っておりました!!
逆にしんどい!!!!
ここからは、あくまでわたくしの場合のエピソードですわ
だからビビらないで頂きたいのですが
実はこの後、めっちゃ痛かったのですわ…
ちょうど胆石による鈍痛(救急車呼ぶほどではない)みたいな痛みが
夜までずーーーーっとあったのですわ…
先生曰く、「石が小さかったから管に落としたのかも」
ですって
なんですって~~~~!!!!!
とにかくこの日は謎の痛みと戦いました
あまりに痛がるので、点滴の痛み止めだけでは足らず
本当は絶飲食だけど飲み薬も処方していただきました
皆様、痛いときは「痛い!!!!」と
声を大にして言うのですわ
わたくし、もっと言えばよかったと
少し後悔しているのですわ
というのも、これは後から実感しましたが、
やっぱり寝ると一番回復しますの
痛くて眠れない→回復が遅れる→ずっと痛い→眠れない
の悪循環を断ち切るためにも
さっさと痛み止めをもらって、寝るのが勝ちですわ!!!
あの、何度も言うようですが
これ本当にきつかったのですわ…
これから胆嚢摘出手術を受ける皆様は
絶対に術後は寝てくださいませね
…夜になっても痛くて
だんだん涙が出できました
ベッドからは起き上がれず
寝返りもできない状態
(痛すぎて。本当は寝返り可らしいです)
でも泣くと
どうしても腹筋に力が入ります
そうすると、今度は傷口が痛むのですわ
動くことも、泣くことすら満足にできず、
疲れ果てたわたくしは
定期巡回の血圧測定で
どうやらかなりの低血圧をたたき出してしまいましたの
夜中にベテラン看護師さんたちが
何人も走ってやってきて
足を上げてくれたり、何度も検査したり…
なかなかのせわしなさでした
そして、夜更けにやっと眠気が来て
翌日6時まで、少しばかりですが眠ることができましたわ…